千と千尋のリンの本名は何?裏設定とその後どうなったかを考察!
千と千尋の神隠しでは千のお世話役として姉御肌のリンが登場しますね。
彼女は人間ではなく白狐ではないか服装やセリフや見た目から予想している人が多いですが、実際の名前までは一体何なんでしょうね?
海の向こうの街にあこがれをもつお姉ちゃんでカッコいいリンですが、イモリの黒焼きが好きだったりするので本当はカエルか?なんて噂もあります。
そんなリンには実はジブリの中で裏設定があるって知ってました?
それに、千は人間の世界に戻ることができましたが、リンのその後がどうなったかって気になりませんか?
私はどうしても気になったので調べてみることにしました。
その内容をご紹介したいと思います。
では、千と千尋のリンの本名は何?裏設定とその後どうなったかを考察します!
この記事で書かれている内容
千と千尋のリンの本名は何?
リンさんの「ファ?オレは⁇」がすきです🧼 pic.twitter.com/UDSZQmsLA1
— 泡せっけん@千と千尋の神隠し (@GhibliStudent) January 7, 2022
リンの正体は宮座会駿の初期案では白狐ですが、公式では人間と書かれています。
そして、本名は明かされていません。
しかし、リンは劇中で「湯婆婆に名前を取られると帰り道が分からなくなるんだ」「私もこんなところ辞めて海の向こうの街に行くんだ」と発言しています。
このことから、名前を奪われて湯屋から出ることができなくなってしまっていると考えられます。
千と千尋のリンの本名は何?名前を予想
リンが名前を奪われた後の者だとしたら、花梨や凛香に凛子等の名前が予想できますね。
姉御肌のリンをイメージするとどの名前がしっくりくるでしょうか?
ここからは勝手にイメージしてみましょう。
リンの本名は花梨?由来は?
花梨とはそのまま花と梨を意味しますが、これには由来があります。
「花梨」という花の名前は、三味線の胴や竿、座卓などに使われる唐木の「花櫚(かりん)」に材の木目が似ていることから名付けられました。
また、花梨の果実は「和木瓜(わもっか)」とも呼びます。名前に漢字が入っていますが、梨とは無関係となっています。
さらに花梨の学名は、「Pseudocydonia(プセウドサイドニア)」と言います。
この意味は、ギリシア語の「pseudos(偽)」と「Cydonia(マルメロ)」が由来となっており、カリンとマルメロがよく似た近縁種であることからそう呼ばれるようになりました。
花梨の花言葉は主に2つあります。
・豊麗
・唯一の恋
ただし、リンのイメージとは少し違いますね。
リンの本名は凛香?由来は?
凛香は凛に香りと言う意味です。
凛とはさむい。寒さが厳しい。きびしい。はげしい。おそれつつしむ様子。心が引き締まる様子。
香とはかおり。におい。かんばしい。かぐわしい。香料。鼻で感じるにおいをさし、人を引きつける魅力のある人とも言います。
これはリンにはピッタリのイメージですね。
リンの本名はもしかしたら凛香かもしれませんね。
千と千尋のリンの裏設定とその後どうなったかを考察!
リンさんの姐御感好き。
『あんた釜爺にお礼言ったの?世話になったんだろ』って
しっかりしてるところ好きすぎる。 pic.twitter.com/XBxw35z5JH— 👾 (@yoru_tobari__) January 7, 2022
リンには実は裏設定が存在するという話があります。
それは、リンは元々白狐という設定があったということです。
こちらが当時のラフがですが、宮崎駿はリンを白狐として扱おうとしていました。
しかし、パンフレットには「人間」と書かれていますし、元々宮崎駿が「煙突描きのリン」という題名のアニメを題材にしようとしていました。
そういう点からも公式にはリンは人間とされています。
千と千尋のリンのその後どうなったかを考察!
「リンは海の向こうの街に行きたい」と劇中で語っています。
そして千は街にはいきませんでしたが、海の向こうにあった銭婆のところまでたどり着きました。
それに銭婆は湯婆婆のところまで来てハクが盗んだ判子も取り返しましたので、良好な関係を結んだと思います。
その点からもリンは海の向こうの街までたどり着けたのだと思います。
リンが行きたい海の向こうの街って何?
海の向こうの街とは、神の世界または死後の世界と考えられています。
そもそも、この千と千尋の神隠しの世界は、三途の川を渡った後の世界だと考えられます。
千は最初に神隠しの世界へ入り、両親と妙な屋台がある街へ来ます。
そして夕方に帰ろうとすると、なぜか川があって帰ることができなくなりました。
この川こそが三途の川だと考えられるのです。
千は名前を思い出すことで、三途の川がなくなった道を思い出しそのまま帰ることができました。
しかし、この海の向こう側の世界=三途の川の向こう側の世界となります。
それはつまり死後の世界であり、神々が住む幽世の世界だと思われます。
リンは既に死んでいるのか?
リンは湯屋に来て既に数年が経過してしまっています。
千は湯屋に来て数日で返ることができましたので、草が車にかかるぐらい=数か月で済みました。
しかし、数年が経ってしまっている場合、元の世界に帰ると数十年が経過してしまっていると考えられます。
そのため、恐らくリンは元の現実世界へ帰ることはできないでしょう。
ということは既に亡くなっていると考えるのが自然だと思います。
まとめ
千と千尋のリンの本名は何?裏設定とその後どうなったかを考察しました。
千と千尋の神隠しは本当に設定が濃いため、考察を始めるといろいろなことが考えられますよね。
リンは人間という設定ですが、本当にそうなのか?既に神々や魑魅魍魎に近い存在になってしまっているのかは分かりません。
ですが、彼女は神隠しの世界の中でしっかりと生きています。
重要なのはそこなのではないかと何となく思ってしまいます。
千を導いたリンは蜘蛛の神様である釜爺との付き合いもあり、恐らく銭婆とも上手く付き合いながら、夢である海の向こうの街に行くことができるでしょう。
それが実際にどういう意味を持つのかははっきり分かりません。
しかし、リンならしっかりと生きていくことができるのではないでしょうか?
千と千尋のリンの本名は何?裏設定とその後どうなったかを考察のでした。