米津玄師のM八七はなぜ漢字?映画シンウルトラマンの内容と関係!
米津玄師のM八七がシンウルトラマンの主題歌になることが話題になっていますね♪
その中でM87の八七がなぜ漢字なのか?と疑問に思っている人も多いようです。
M八七とはウルトラマンの故郷であるM87星雲のことです。
ウルトラマンの企画時点ではM87星雲でしたが、広告の印刷がM78に誤記されてしまい、そのままM78星雲で定着してしまったとうい裏話もあります。
他にもウルトラマンゾフィーの必殺技であるM87光線というものあります。
ウルトラマンと言えばM87という印象が強いこの言葉ですが、米津玄師の主題歌はなぜか87を漢字で表記しています。
この意味は何なのか?
もしかしたら映画シンウルトラマンの内容と関係があるのではないか?
気に合ったので調べてみました。
米津玄師のM八七はなぜ漢字?映画シンウルトラマンの内容と関係を紹介します。
この記事で書かれている内容
米津玄師のM八七はなぜ漢字?
新曲投稿しました。映画シン・ウルトラマンも本日上映です。よろしくお願いします🙋♂️
米津玄師 – M八七 , Kenshi Yonezu – M87 https://t.co/rlmhESjxNy @YouTubeより
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) May 12, 2022
米津玄師のシン・ウルトラマンの主題歌がなぜ漢字で【M八七】なのか?
それは、日本的な表現をしたかったからだと思います。
もう少しこのことについて詳しく書いていきましょう。
米津玄師のM八七はなぜ漢字?シン・ウルトラマン
シン・ウルトラマンとは、シン・ゴジラと同じく日本の大怪獣シリーズを現在の日本に落とし込んだものです。
このシン・ウルトラマンでも、やはり現代の日本でウルトラマンの力を手に入れた人間がどのように立ち振る舞うのか。
大怪獣が日本に襲来した時にどうするのか。
そのリアリティがしっかりと描かれています。
そして、そこにはいつも【今の日本への思い】が強く打ち出されています。
米津玄師のM八七はなぜ漢字?シン・ゴジラ
シン・ゴジラの時に感じた強烈なメッセージ。
それは【まだ日本は終わっていない】【スクラップ&ビルドでこの国は成長してきた】というものでした。
つまり、日本の現状を憂いており、そこからまだ何とかできるという強い気持ちを持ったものでした。
米津玄師の「M八七」にもその思いが強くあるため、単に「M87」とするのではなく、漢数字を使うことで現在の日本へのメッセージ性を高めたかったのではないかと思っています。
米津玄師のM八七はなぜ漢字?M87とは?
米津玄師 – M87 のMV。作らせていただきました。潔く、気持ちの良い音楽にのせました。粘らせてもらった一つ一つの絵に思い入れがあります。彼との再会と、小さい頃から大好きなウルトラマンに少しだけでも関われたことに幸せを覚えます。たくさんの想いを乗せました。是非。https://t.co/ua9fiBo7iq pic.twitter.com/dYuR0EnaOK
— 林響太朗 (@Kyoutaro0618) May 13, 2022
ではそもそも、M87とは何なのか?
そこについても紹介していきましょう。
M78星雲は印刷ミス?
そもそもウルトラマンの故郷はM87です。
しかし、映画のパンフレットの印刷時に誤字に気付かず、M78星雲で印刷して販売開始されてしまいました。
その後修正を試みたのですが、民衆からすると大した差でもないので、そのまま【M78星雲】で定着してしまったのです。
何ともおバカな感じがしますが、昭和の古き良き時代はそれでも別にかまわなかったのでしょう。
ある意味伝説的な話ですね。
M87星雲はブラックホール?
史上初、 #ブラックホール の撮影に成功!画像は、イベント・ホライズン・テレスコープ(#EHT)で撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。詳細は #国立天文台 サイトにて https://t.co/kKsdtf5MTg #RealBlackHole pic.twitter.com/AelY0EnW0X
— 国立天文台 (@prcnaoj) April 10, 2019
M87とはそもそも天体ではおとめ座方向にある楕円形の銀河のことを言います。
この中心には太陽の65億倍の質量のブラックホールがあるとされています。
これが1947年に発見されました。
ウルトラマンが公開されたのが1966年ですから、このM87から着想を得て、ウルトラマンの故郷はM87星雲の中にあるとされたのでしょう。
M87光線はゾフィーの技
「昔、ウルトラの星のオリンピックでウルトラの父のビッグ光線が80万度で最高だったところに、ゾフィーが87万度の光線で記録を更新してね。ミラクル!奇跡の87万度からM87光線なんだよ」って立て板に水で話し始めて、きいたら某出版社で児童雑誌の編集さんだったそうな。園児の尊敬のまなざしw
— 出戻り塾生@26年までに4段取れと師範のお達し。 (@karate_demodori) October 10, 2019
M87という言葉を使うと、しきりに「ウルトラマンゾフィーの技だ」という人がいます。
確かにM87光線は、ウルトラマンゾフィーの技ですが、今回の米津玄師の「M八七」には全く関係ありません。
ゾフィーの光線が今までの最高記録であるウルトラの父の80万度を超えて87万度あったことから、ゾフィーの必殺技になったと言われています。
そんなの当たったら怪獣でも溶けてなくなっちゃいますよね(笑)
米津玄師のM八七と映画シンウルトラマンの内容と関係!
バンダイ本社のシン・ウルトラマン、
手前の信号機がカラータイマーに見える。 pic.twitter.com/KE3CZV6wkM— すえきち (@suekichiii) May 8, 2022
米津玄師の「M八七」は映画シンウルトラマンのために書き下ろした曲です。
米津玄師もまさか自分がシンウルトラマンの主題歌を任されるとは思っていなかったらしく、本当に驚いたそうです。
しかし、流石は今の日本のトップアーティストですね。
歌詞も曲調もしっかりとシンウルトラマンに即したものとして仕上げています。
その中でも最も印象的なものをピックアップしてみました。
米津玄師のM八七と映画シンウルトラマンの内容と関係!歌詞
遥か空の星がひどく輝いて見えたから
僕は震えながら その光を追いかけた
割れた鏡の中いつかの自分を見つめていた
強くなりたかった 何もかもに憧れていた
引用:M八七 作詞作曲:米津玄師
このフレーズから、過去の自分を回顧し、周囲のものに憧れて追いかけていたと言う点が印象的です。
それは、もはや現在の日本に対してのメッセージの様にも感じます。
自分の主体性を持たずに、人の真似をしようとする。
他国の良いところばかりを上げて、自国は遅れていると揶揄する。
そんなメディアや国民への批判も込められているように思いました。
まとめ
米津玄師のM八七はなぜ漢字?映画シンウルトラマンの内容と関係を紹介しました。
米津玄師は映画等の作品に合わせてしっかりとしたテーマ性を持って曲の全てを仕上げていきますね。
まさか曲名の表示形式にまで気を配っているとは思っていませんでしたが。
M八七にも色々な意味が込められていました。
そしてウルトラマンという歴史ある作品にも様々なストーリーがあるのだなと改めて感じます。
米津玄師のM八七はなぜ漢字?映画シンウルトラマンの内容と関係を紹介しました。