羽生結弦の引退は2022年のいつ?におわせやコーチになる理由は?
羽生結弦選手が全日本フィギュアで優勝し、北京五輪への内定を決めました。
しかし、その時に「あとどれくらいこの景色を眺めることができるのか」と引退をにおわせるような発言がありました。
若いと思っていた羽生結弦も今や27歳というフィギュアスケーターとしては中堅からベテランに入る年齢です。
そんな中で世界新記録に臨む羽生結弦の姿は何かに恋い焦がれているようにも、生き急いでいるようにも見えます。
羽生結弦はいつ引退してしまうのでしょうか?
もしかして北京五輪が終わったらということもあり得るのでは?そんな噂がながれていますね。
そこで、羽生結弦の引退は2022年のいつ?におわせやコーチになる理由についてまとめてみました。
この記事で書かれている内容
羽生結弦の引退は2022年のいつ?
【フィギュア】羽生結弦、日本で最後の雄姿か「あと何回この景色が……」と2連覇後にコメント
羽生結弦の演技はこれが最後なのか……。 北京五輪予選を兼ねた第90回全日本フィギュアスケート選手権大…
https://t.co/pPpGQ9hiRo— NEWS速報(公式) (@yamakazunews) December 26, 2021
羽生結弦選手は今や27歳という年齢に達し、フィギュアスケーターとしては既に中堅からベテランの域に達しています。
まだまだ引退なんてして欲しくないという気持ちもありますが、2022年から2025年の間に引退することは間違いありません。
私の予想では、2023年の世界選手権辺りの可能性は高いと思っています。
なぜそう思うのか予想の範囲内でお伝えいたします。
羽生結弦の引退は2022年のいつ?フィギュアスケーターの平均選手寿命
フィギュアスケーターの平均選手寿命は26歳~27歳です。
スポーツのプロフェッショナル達は常に肉体の限界に挑戦し続けています。
そのため体の全盛期は20歳前後です。
ただし、表現力は様々な経験を経て年を経るごとに研ぎ澄まされていきます。
その間を取った20代後半から30代前半がトップアスリートの選手寿命と言えます。
その中でもフィギュアスケートは何となく20代後半で引退する人が多い気がしますよね。
それは、金銭面とケガが関係してきます。
フィギュアスケーターの選手寿命が短い理由【ケガ】
フィギュアスケートでの全力のジャンプは非常に危険です。
まず、全力のジャンプ後の着地時点で掛かる力は、体重の5倍と言われています。
それを回転しながら片足で受け止めているわけです。
例えば、羽生結弦選手の体重は53kgですので、着地時点では片足に265kgの力が加わっていることになります。
それを毎日何十回から何百回も行っているのですから、ケガもしますよね。
この力が2,3歳ころの練習から加わり続けて蓄積していくわけです。
そして、試合や練習も最も激化する20代でケガが増え、肉体の衰えも感じ始める20代後半に引退する人が多いのです。
フィギュアスケーターの選手寿命が短い理由【金銭面】
フィギュアの選手寿命が短いのは金銭面とケガによるものです。
フィギュアスケートにはとかくお金がかかります。
まず練習用のスケート靴、これはプロ仕様なら10万~20万円かかります。
しかも靴は消耗品のため、月に何度か履き替えることもあり得ます。
その場合靴代だけで月に50万円もかかることはあり得ます。
また、大会となるとほとんど海外で開催されます。
その場合は、選手以外のチーム全員の渡航費が必要になります。
となると100万円単位でお金が必要です。
羽生結弦選手の様にトッププロになれば関係ないですが、それ以外のフィギュアスケーターは大変な中で戦っているのです。
羽生結弦の引退は2022年のいつ?北京オリンピックは大丈夫?
【#全日本フィギュア】
日本スケート連盟はフィギュアスケートの北京オリンピック日本代表を発表しました。
▽男子 羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真
▽女子 坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜
▽アイスダンス 小松原美里、小松原尊組
▽ペア 三浦璃来、木原龍一組写真特集で→https://t.co/GGw1yhZwHG pic.twitter.com/clOrt2JKrN
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) December 26, 2021
羽生結弦選手は北京オリンピックについては「考えていなかった」と言っていました。
それは、その先の試合のことを視野に入れていたからだと思います。
そもそも羽生結弦選手はオリンピックについて、2018年の平昌オリンピックで金メダルを獲得し、以降のオリンピックについては強い気持ちを持っていたわけではありません。
そのため、北京オリンピックについては今まで強く言及してきませんでした。
むしろこれから育ってくる後輩が活躍するべきだとすら思っているかもしれません。
羽生結弦の引退は2022年のいつ?最期の大会は?
おお!羽生結弦おめでとう✨
見ればよかった💦 https://t.co/sgtmr12VHw— ほっさん (@hossan___) December 26, 2021
これは私の勝手な予想ですが、羽生結弦選手が最後にと決めている大会は日本開催のものと思っています。
もちろん大けが等による引退がなければではありますが、羽生結弦選手は日本への思いが強くあると思います。
そのため、日本で開催される大きな大会と言えば、暫定的に埼玉開催が決定されている、2023年世界フィギュアスケート選手権です。
年齢時に世界初であるクアッドアクセルの仕上がりとしても29歳という20代最後の年に照準を合わせているのではないでしょうか?
羽生結弦の引退をにおわせやコーチになる理由は?
【構想】羽生結弦 引退した後はフィギュアの「伝道師」になる覚悟https://t.co/cwM1OiZU7n
「スケートで本気で1位を目指している人の手助けができたら」とコメント。「経験を伝える仕事ができたらと思う」と話した。 pic.twitter.com/L46HgoNb02
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 18, 2018
それにしても羽生結弦選手の「あと何回この景色を見ることができるか」という発言は、あまりに引退をにおわせる発言でした。
あの発言の背景には一体どのような心境があったのでしょうか?
羽生結弦の引退をにおわせやコーチになる理由は?ケガとの闘い
羽生結弦選手の足も既に限界は近いと思っています。
つい先日のNHK杯の前に右足の靱帯損傷という診断が下され、試合を欠場しました。
これは先ほど書いた、疲労の蓄積が原因と考えられます。
だからこそ、自分が現役でいる間にクアッドアクセルを公式大会で成功させたいという願いが強くなっているのかもしれません。
そして、自身の体の衰えやその中でも踏ん張っている羽生結弦選手の中で、スケートシューズを置くべき日を探しているのかもしれません。
羽生結弦の引退をにおわせやコーチになる理由は?引退後の構想
羽生結弦選手は引退後もフィギュアスケートに携わるように考えているようです。
以前のインタビューでは「本気でスケートで1位を目指している人に経験を伝えることができたら」と語っていました。
その場合考えられる仕事は、フィギュアスケートの講師になることや、メンターのようなメンタルトレーナーになるなど、様々な道があると思います。
羽生結弦を慕う選手達
今や男子フィギュアスケートのキングとなっている羽生結弦選手を慕う選手は多くいます。
ロシアのフィギュア女子のメドベージェワ選手はその典型ではないでしょうか?
彼女は羽生結弦選手が所属している、カナダを拠点にした名門クリケット・クラブに所属を移しました。
しかも、メドベージェワ選手は羽生結弦選手と同じマンションに住みたいと熱望したほどです。
まあ、これには恋愛感情も含まれるかもしれませんが・・・・
もはやフィギュアスケート界のキングとなっているにもかかわらず、たゆまぬ努力を重ねる羽生結弦選手を慕う人はかなり多いのだと思います。
まとめ
羽生結弦の引退は2022年のいつ?におわせやコーチになる理由を紹介しました。
羽生結弦選手は常に世界初や世界新という記録を求めてスケートを続けてきました。
もはや圧巻のキングとしての演技はレベルや次元の違いをしっかりと見せてくれているようにすら思います。
しかし、彼自身の中でも既にスケートシューズを置く日は近いと思っているのかもしれません。
ケガや身体の限界を感じながらもクアッドアクセルに挑戦し続ける羽生結弦という一人の男性が、歴史に刻むその姿を熱望してやみません。
そんな思いがあるからこそ、今もなお努力し進み続ける彼の姿は人を勇気づけています。
それは、東日本大震災を経験し、それでもスケートを通じて人に元気をあげたいと言った彼自身の気持ちも含まれているのかもしれません。